鉱産品部門

限りある資源を有効利用し、未来を支える

琉球セメント鉱産品部門

豊富な地下資源に恵まれ、半世紀以上に亘り、郷土の発展を見守り続ける安和鉱山。年間約250万トンの石灰石が採掘され、限りある資源を最大限に活かした製品化が図られています。

優良な石灰石の価値ある製品化

「美ら海水族館」や日本で一番早い「さくら祭り」が行われることで知られる沖縄県北部の本部半島。多くの人々が訪れる観光地として機能する一方、この地に眠る豊富な石灰石が地域の発展を力強く支えてきました。
当社が保有する安和鉱山では、炭酸カルシウム成分の含有率が高い優良な石灰石が産出され、埋蔵量約7億トンという石灰石がベンチカット方式という安全を重視した方法で採掘されています。その堅実な実績を証明するように安和鉱山は創業以来無災害を続け、2000年に通産省から「保安実績優良鉱山」として表彰されました。
石灰石は、セメントの原料だけでなく、砕石・砕砂の原料として、また、港湾工事用の捨石・被覆石としても使用され、暮らしの中のあらゆる場所で活かされています。

採掘作業

●採掘作業(安和鉱山内)

石灰石を使用した護岸

●石灰石を使用した護岸

さまざまなインフラ整備で使用されています。

植樹作業

●植樹作業

安和鉱山では採掘跡地の緑化を行い、再生化を図っています。これまでに約15,000平米の緑化を行いました。